いま12/22
急に背中ついてお布団で携帯見てたら
左腕の横がわににゃあちゃんストっておりてきて歩いておしり向けててさ
自然すぎて当たり前で
なんだ出てきたのーとか言って
まあ死んでるから触れないんだろうなとか思いながら
いつも通り背中に手を伸ばしたら触れてさ。
目を離したら一瞬で消えちゃうようなもんなんだろうと思って
前みたいにお袖手のどこまでやって頭側からお腹に突っ込んだら
抱えてキックキックしてさ
なんだそんなこともあるのかって言ったら
長毛はやめて(いつもの真顔)って言われた笑
腕挟んだまま気が付いたらいなくなってた
今のことノートに書いておこうと思って手帳探してたら
目が覚めて、
夢だった。
泣いて目が覚めたのか、目が覚めてから泣いてるのかよく分からないけど。
リアルすぎるよ。
にゃあのストンっていう降りてくる音もさ。
距離も。
触ったサラッとした毛に骨っぽいからだもさ。
細い腕に掴まれる感覚も、
細い足に蹴られる感覚も、
にゃあいま いたじゃん。
嬉しかったな。
死んでもまあ、うん。そんな日もあるんだなってなんか、自然でさ
そんなこともあるよってさ。
またにゃあにさわれた。
いつも通り。
嬉しかったな。
ずっと
ずーっと後悔してる。
あの時病院につれていかなければ。
あの時血液検査を断っていれば。
ほんの数日の違いかもしれないけど、暖かいお布団で、おうちで眠れたのかもしれない。
怖かったよね。
ごめんね。
もう忘れてる。
人間の記憶能力ってすごいもので、
たった数日前のことなのにはっきり覚えてない事がたくさんある。
記憶が薄くなっていくからこそ人は生きていけるんだろうけど
ひとつとして忘れたくないのにな。
自分の人生でやり直したいとかあの頃に戻りたいとか
どれだけ失敗をしても一度も過去に戻りたいなんてことなかったけど、
出来ることなら21歳のにゃあを拾った1月14日に戻って
もう1回
一緒にずーっと過ごしたいな。
にゃあがいる毎日は大変だけど、可愛くない日なんてなかったよ。
にゃあがいたからさゆも育ててこれたよ。
にゃあがいたから一人暮らしも怖くなくなったよ。
風邪もひかなくなったよ。
強くなきゃ守れないからね！
にゃあこー。
一緒にいてね。
ママの大事な相棒。
にゃあが死んで4日目
1日目は火葬でした。
2日目はお台場に遊びに行きました。
3日目は普通に仕事です。
4日目も普通に仕事です。
いつも通りでした。
にゃあ。
ままがひとりで生きてくことになって、
にゃあは全部見てたし、知ってたよね。
その前にトラトラを引き取る話があったっけ。
もうにゃあとままの二人の世界は最後なんだなってまま泣いてたね。
ママが自転車でとおると、上の窓から気付いて見てたよね笑
にゃあって耳がいいんだなーって気配を殺して通ることもあったね。
にゃあと居ない時なんてほとんどないんだよね。
21歳から人生のすべて。
楽しかったなぁ。
書かなくても、一生おぼえてられるのかもなって今思った。
にゃあは、カルカンから始まって、モンプチのプレミアムの紫にハマって、緑とオレンジのモンプチのカリカリ食べてて、そのあとも美味しいものがないと怒ってたよね。
暇でも怒ってたね。
ママ昔から、テグスと毛とかファーとかいろいろ、おもちゃ手作りして壁ジャンプとかしてたよね。笑
投げてくわえてもってくるのも可愛かったな。
ベランダにいるの忘れて閉め出しちゃったことも。笑
うち602なのに間違えて502号室に入りかけちゃった事も。笑
色々あったね。
1度会えない時間があったとき、久しぶりに帰ってきたら聞いた事ない甘えた声出して、短く、高いニャ、ニャって声。
すぐ膝の下に入って来てくれたね。
びっくりしたなぁあの時。
どれ思い出してもかわいいなぁ。
すごく手がかかったな。
他の猫の100倍大変なねこだったよ。
17年間3時間以上まとめて眠れたことがない。
それでも、にゃあは世界一お利口で、話も出来て、賢い子供だったよ。
まわりに猫がいても、人間と居る時間がほとんどだったから、人間に近いなにかだったと思う。
ごめんねママのグダグダいっぱい見せて。
その度泣いて。にゃあがいてくれてママは居るからな。
寂しいね、にゃあこ。
PCでディスコでバイバーイって言った瞬間、起きて目の前来てさ。わかるんだなと思ったよ。
ほんとに2人でずーっとやってきたね。
ずーーーーーーーっとやってきたね。
いない毎日がまだ信じられないよ、まだ1日だけどさ。
いつもそこ歩いてさ、この時間にここにきて、ドア開けると目の前で怒ってるんだよ。
目を開けたら文句いってなんか落としてるかこぼしてるかしてさ。
トイレ散らかして。
もう帰ってこないのかな。
今までいたのにな。
さっき食ってたんだけどな。
さっきここで寝てたんだけどな。
ひと作業ごとににゃあのこと確認する癖が抜けない。
なにかするたび「ねーにゃあちゃん。」って話しかけちゃう。
ねーにゃあこ。
寝てるのかー。
じゃあいいよママもこっちでねるから。ちぇ。
こんな会話ずっとしてる。
1ヶ月くらい、一緒のお布団で寝れたね。
猫テントもしてさ。
夕方頭の上でも寝て。
最高にしあわせだったよ。
また、思いついた時につらつら書く。
人は忘れちゃうからね。
忘れたくないよ、どんな事でも。
それでも忘れていくんだろうけど、
24時間全部大切な時間だったよ。
にゃあこ。
思い
私はにゃあが死んだ日のことを忘れたくない。
にゃあを拾った日のことも、
狭いマンションで過ごしたことも、
紐つけて抱っこで買い物行ったことも、
ビデオ屋に入れてもらってたことも、
隣のベランダに行っちゃって帰ってこなかった日も、
ベランダの手すりにのってハラハラしたことも。
子供のことでにゃあと離れ離れになる危機があったことも。
親よりも産まれてくる赤ちゃんよりもにゃあと居たいってわがまま言ったことも。
2人で引越し先探したことも。
アパートの2人暮らしで、冷蔵庫のダンボールにふたりで入ったことも。
そのでかいダンボールでトイレ囲んでたことも。
雷やピンポンが怖くて、ベッドの下に逃げてたことも。
いつでも玄関ドアのギリギリ前まで来てくれてたことも。
3月11日、巨大な地震の時、ママ銀行行くとこだったんだよね。
ギリギリの時間でさ。
行かなくてよかった。コートまで着ていくとこだったね。
あの時はテレビがキッチン側。
とっさに、にゃあこ抱っこしてテレビ押さえたね。
いや、抱っこじゃ信用出来ない！って体ひねってベッドの下に入っていったね。笑
みんな車で逃げて行って、車がないまま達どうする？ってにゃあがいてくれて心強かったな。
あの時のキャリー、昨日最後に入ったやつずっと使ってたね。
東京からの移動もよく頑張ったねいつも。
固いキャリーの中でさ、地震の日。
荷物取りに行くのに、お外でお利口に待っててくれたね。
寒かったね、あの日。
パパの車の中で一晩過ごしたね。
紐つけてたけど、よく逃げずにあんな狭い中いたね。
電気くるまで3日かかってさ、
にゃあがトイレとごはんできないと嫌だから、
次の日日が出たらぶっ壊れたアパートに帰ったよね。
日が短くてさ、夕方5時には真っ暗で、次の朝まで電気もなくて、携帯の充電ももうなくて。
それでもにゃあとおうちでいつも通り過ごしたかったよ。
真っ暗な中なにしてたんだろうねうちら。
よく生きててくれたね。
